- オープンMRI
- 骨密度測定装置(全身・腰椎・大腿骨)
- 超音波測定装置
- X線装置(透視機能付)
- ウォーターベッドマッサージ器
- 干渉波治療器・低周波治療器
- 運動療法機器
- 電動牽引装置(頚椎・腰椎)
- 超音波診断装置
- 足底版(インソール)療法
充実した検査項目や画像処理が可能になっております。 オープン型で開口部がワイドになっていますので、狭いところが苦手な方でも快適に検査を受けることが可能です。
また、MRI室の内装も皆様の不安が和らぐように工夫いたしました。検査時間は検査内容によって異なりますが、30分から40分程になります。
X線骨密度測定装置は、骨粗鬆症の診断 および治療効果の判定に最も多く使用され、精度に優れている DXA法(二重エネルギーX線吸収測定法)を用いた 骨密度測定装置です。
DXA法とはDual Energy X-Ray Absorptiometryの略で、エネルギーの違う2種類のX線を使うことで、骨の密度をより正確に測定する検査のことを言います。
この装置により、腰椎、大腿骨で骨密度を測定することが可能になりました。
腰椎、大腿骨は高齢者の骨粗鬆症による骨折が多発する部位であり、その部位を直接測定することで、より正確な骨の状態を評価することができます。
また、腰椎DXAは、骨量測定の標準方法として重視され、骨粗鬆症の診断、経過観察や治療効果の評価に広く用いられています。
非常に出力の低い超音波を断続的に照射することで、骨折部の治癒を促進する新しい技術です。一般的に骨の治療では整復し固定した後(手術やギプスのあと)は、骨が自然に修復するのを待つことになります。しかし近年、低出力超音波パルス(LIPUS)という弱い超音波で、骨の癒合(骨がひっつくこと)を促進させることがわかり、治療器として応用されるようになりました。
超音波骨折治療法は「超音波骨折治療器」を用いて1万分の2秒あてて1万分の8秒休止するというサイクルの非常に微弱な超音波を患部に断続的にあてます。
骨折部のずれが大きい場合や、関節周囲の骨折、周辺の筋肉や靱帯などが損傷している場合、細菌感染がある場合、糖尿病などの合併症がある場合、高齢者、喫煙者などは、難治化する傾向があります。超音波骨折治療法は、このような治りにくい骨折に対しても有効です。超音波骨折治療法を行うと、新鮮骨折の癒合日数が40%近く短縮するといわれています。
野球の松井秀喜選手やサッカーのデイビット・ベッカム選手を始めとするトップアスリートたちの使用で、一般にも広く知られるようになりました。その他の多くのアスリート達も、骨折の積極的治療として超音波骨折治療器をいち早く取り入れ、早期のスポーツ復帰を果たしています。
超音波骨折治療器アクセラスは、当院リハビリ室に置いてあります。アクセラスのご利用で毎日通院なさっても構いません。
骨折部に正確に超音波照射ができるように、皮膚上に照射位置をマーキングします。治療器の治療ヘッド部分に伝導用ゼリーをつけ照射部にヘッドが正しく当たるよう固定します。
治療開始後20分間超音波が照射され、自動的に電源が切れます。治療は1日1回20分間です。治療器を患部にあてるだけなので、痛みや違和感はありません。
超音波検査(エコー)は、人の耳には聞こえない超音波を体の外から当てることにより、放射線を浴びることなくその内部の状態を映像にして表示する医療機器です。
一般的には、妊婦の胎児の状態を確認したり、心臓や肝臓などの内臓に多く用いられる検査方法ですが、最近では整形外科分野でもレントゲン検査による骨の診断に加え超音波画像による診断も行われるようになってきました。
超音波診断装置の最大の利点は、レントゲンでの判断が難しい筋肉・腱・靭帯の損傷や断裂、出血の有無や軟骨の状態などをリアルタイムで確認することが出来ることです。
「動きを診る」ことができるのは他の検査機器にはない特徴で従来の触診検査やレントゲン検査と組み合わせることで、より正確な診断が可能になります。
足底板とは、足にあるアーチを足底板により調整し、足や身体を効率的に働かせる作用があります。最近では足の位置や動きの変化が、膝、股関節、腰などにも大きな影響を及ぼすことが解り、スポーツや医療の分野で足底板が幅広く応用されるようになっています。
歩く時の痛み、動く時の痛みなどの障害は繰り返しのストレスにより生じることが多く、足底版により関節の動きをコントロールすることで痛みを軽減することができます。
足底版の適応は扁平足障害、アキレス腱炎、変形性関節症、膝の靱帯の炎症などが挙げられ、当院では医師による診察を経て、患者さん一人一人にあった足底版の製作を技師装具に依頼します。