骨粗しょう症とは骨密度低下と骨質劣化の結果骨強度が低下し骨折しやすくなる病気です。しかも一度骨折をおこすと次から次へと骨折を繰り返し『寝たきり』の原因となるため、これ以上骨折を繰り返さないためには治療が必要です。平成22年の厚生労働省の調査では骨折・転倒・関節疾患は介護が必要になった原因の第2位21.1%(第1位は脳卒中21.5%)でした。
骨粗しょう症の目的は骨折の危険性を減らすことによりADL(日常生活動作)を維持し、健康寿命を延伸させることです。

とくに女性の場合、閉経に伴って急激に骨量が低下します。
そのほか内科疾患や薬剤による可能性もあります。
これらの診断には単純X線写真のみでは出来ません。当クリニックでは骨量の測定機械を設置していますので、気軽にご相談ください。
早期発見・早期治療開始で骨折を予防し、元気に過ごしましょう!!
骨粗しょう症だけでは自覚症状はなく、骨折して初めて発見される場合も多いのです。
また、副甲状腺疾患や卵巣摘出後など、ほかの疾患によりおきる場合もあります。